農業、農地の再生に向けて
先週の日曜日(12/1)、信州農業再生振興ボランティア(農ボラ)に参加。受付を済まし、8名のグループの一員として、赤沼地区の畑で耕運作業。スコップでの作業は体力的にも決して楽なものでなく、更に、力が入り過ぎ、マメを3つ作ってしまった。これまで災害ボランティアでの作業が多かったわけだが、農業復興に向けた作業も同時に進めていかなければならない。
そんな折、過日、”アグリながぬま”で行われた長沼地区の農業再生に向けた会合に途中からではあったが参加させていただいた。長野市の担当課から説明等を踏まえ、出席された農業者等から様々な意見や質問が出るものの、双方、中々、話しがかみ合わず、前に進んでいかない。
私なりにまとめてみると、現状の課題として、
1,果樹園地内の堆積土砂の搬出
(1)園地内に大量に積み上げられた土砂の搬出。
(2)園地内に未だ堆積している(片づけられていない)土砂の片づけ。
2,重機とオペレーターの確保
(1)速やかな業者の作業開始が困難。
まずは、上述の課題解決を速やかに解決しなければならない、のではと受け止めた。
土砂量が、大量ゆえに、専門業者に依頼し、速やかに作業開始していただくことが第一であるが、しかし、現状、速やかな業者手配が出来ず、作業開始までに時間を要するとのことである。そうだとしても、明確に、「いつから作業」に取り掛かれるのかといったスケジュールを長野市は調整を図り、具体的に示さなければならない。その上で、どの園地が優先順位が高いのか等、現段階で可能な限り、被災農業者のニーズを把握し、作業計画を関係者と打合せ、より具体的な計画を明確にしていくことが必要であろう。
そして、今、足りていない作業をどう補うのか、ボランティアの力が必要なのか、ボランティア等の力で少しでも前に進めるのであれば、具体的な作業方針を示さなければならない。私が属した8名のボランティアグループの誰もが長沼のリンゴを待っているのである。再生に向け、多くのボランティアが力を貸してくれるに違いない。
本日12月6日、定例会本会議において、農地再生に関した質問が複数の議員から出された。質問に対する農林部長の答弁は、「20cm以上の堆積土砂撤去を現在も進めているところ。今年度末(3月)までに処理作業を完了させることを目標としている」とあった。
このことを踏まえると、長野市では、長沼を中心として全体の作業量を把握しており、堆積土砂撤去に関わる計画が描けているのか、と考える。でなければ、今年度末までに撤去作業完了という目標は立てられないのではないか。ある程度の計画を描けているのであれば、その計画を関係者に示し、今出来ることを明確かつ具体的にしながら、作業工程を示すことができるのではないか、と思う。
当然、簡単なことではない。みんなが大変な思いをしながら日々過ごしている。しかしながら、ワン ナガノで復興に向けて取り組むのだ。行政がイニシアティブを持たなければならないところが大きくなる。少しでも前に進めていくための手段を見つけることが必要である。私も関係部署と連携を取りながら前に進めていきたい。
そんな折、過日、”アグリながぬま”で行われた長沼地区の農業再生に向けた会合に途中からではあったが参加させていただいた。長野市の担当課から説明等を踏まえ、出席された農業者等から様々な意見や質問が出るものの、双方、中々、話しがかみ合わず、前に進んでいかない。
私なりにまとめてみると、現状の課題として、
1,果樹園地内の堆積土砂の搬出
(1)園地内に大量に積み上げられた土砂の搬出。
(2)園地内に未だ堆積している(片づけられていない)土砂の片づけ。
2,重機とオペレーターの確保
(1)速やかな業者の作業開始が困難。
まずは、上述の課題解決を速やかに解決しなければならない、のではと受け止めた。
土砂量が、大量ゆえに、専門業者に依頼し、速やかに作業開始していただくことが第一であるが、しかし、現状、速やかな業者手配が出来ず、作業開始までに時間を要するとのことである。そうだとしても、明確に、「いつから作業」に取り掛かれるのかといったスケジュールを長野市は調整を図り、具体的に示さなければならない。その上で、どの園地が優先順位が高いのか等、現段階で可能な限り、被災農業者のニーズを把握し、作業計画を関係者と打合せ、より具体的な計画を明確にしていくことが必要であろう。
そして、今、足りていない作業をどう補うのか、ボランティアの力が必要なのか、ボランティア等の力で少しでも前に進めるのであれば、具体的な作業方針を示さなければならない。私が属した8名のボランティアグループの誰もが長沼のリンゴを待っているのである。再生に向け、多くのボランティアが力を貸してくれるに違いない。
本日12月6日、定例会本会議において、農地再生に関した質問が複数の議員から出された。質問に対する農林部長の答弁は、「20cm以上の堆積土砂撤去を現在も進めているところ。今年度末(3月)までに処理作業を完了させることを目標としている」とあった。
このことを踏まえると、長野市では、長沼を中心として全体の作業量を把握しており、堆積土砂撤去に関わる計画が描けているのか、と考える。でなければ、今年度末までに撤去作業完了という目標は立てられないのではないか。ある程度の計画を描けているのであれば、その計画を関係者に示し、今出来ることを明確かつ具体的にしながら、作業工程を示すことができるのではないか、と思う。
当然、簡単なことではない。みんなが大変な思いをしながら日々過ごしている。しかしながら、ワン ナガノで復興に向けて取り組むのだ。行政がイニシアティブを持たなければならないところが大きくなる。少しでも前に進めていくための手段を見つけることが必要である。私も関係部署と連携を取りながら前に進めていきたい。