委員会から
2016年06月22日
鈴木洋一 at 00:27 | Comments(0) | 活動
長野市議会6月定例会では、20日、21日の2日間、今議会に上程された議案、そして請願に関してそれぞれの常任委員会に付託されました。私は、福祉環境委員会に所属しており、この委員会では保健福祉部から2つの議案、3つの請願、こども未来部では3つの議案、環境部からは1つの議案、1つの請願について議論が行われました。こども未来部所管で「長野市幼保連携型こども園の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」の議案が上程され、私も委員会の中でも発言をさせていただきましたが、保育の質を決して落としてはいけない、また、朝夕の園児が少なくなった時間帯では、園児の教育及び保育に直接従事する職員(つまり、幼稚園教諭、保育士)が一人で、もう一人は同等の知識経験があり、市長が認めた人であれば良い、という部分に関しては、却って負担が重くなったりすることが無いようにという注文をつけさせていただき賛成をしました。
PRESIDENT WOMAN Onlineより
【昨年の事故件数が発表され、死亡事故は14件でした。施設の種類別の件数を1万施設当たりの数に換算して比較すると、認可保育所0.85人、認定こども園5.18人、認可外保育施設6.28人、(内訳:認証保育所などの地方単独事業3.04人、届け出施設7.12人)となりました。行政の関与が強い制度下の施設ほど数字が小さくなっています(実際には、認可保育所のほうが1施設当たりの人数が多いので発生率にすると差は広がる。また、認可外保育施設の件数はもっと多い可能性もある)。認可外保育施設にも、行政がもっと関与し、指導や支援をすることが事故を減らすことにつながると思います。】
少子化、保育士不足、そして待機児童等、幼保を取り巻く環境は以前厳しさが増していますが、共働き世帯が多く、安心して子どもを送りだせる幼保環境の整備は行政が責任が重大なのはいまでもありません。
こども未来部所管で、一般質問でも取り上げられましたが、長野市では現在原則無料である「放課後子ども総合プラン」事業、いわゆる児童館、児童センター、児童プラザです。これを有料化に向けた議論が始まっております。一部の学校においてアンケートが実施されましたが、限られた予算、税の公平性という部分も理解出来るものの、私は、長野市らしい教育、留守家庭においても安心して子どもたちが放課後の時間を送ることができる環境を現状維持することで女性活躍(就業)を行政としても応援するという姿勢が大事で、賛否があるのはわかりますが、まさに子育て支援の拡充を考えれば有料化はやや逆行する施策ではないかと考えます。これから、アンケート結果をまずは待ちたいと思います。
PRESIDENT WOMAN Onlineより
【昨年の事故件数が発表され、死亡事故は14件でした。施設の種類別の件数を1万施設当たりの数に換算して比較すると、認可保育所0.85人、認定こども園5.18人、認可外保育施設6.28人、(内訳:認証保育所などの地方単独事業3.04人、届け出施設7.12人)となりました。行政の関与が強い制度下の施設ほど数字が小さくなっています(実際には、認可保育所のほうが1施設当たりの人数が多いので発生率にすると差は広がる。また、認可外保育施設の件数はもっと多い可能性もある)。認可外保育施設にも、行政がもっと関与し、指導や支援をすることが事故を減らすことにつながると思います。】
少子化、保育士不足、そして待機児童等、幼保を取り巻く環境は以前厳しさが増していますが、共働き世帯が多く、安心して子どもを送りだせる幼保環境の整備は行政が責任が重大なのはいまでもありません。
こども未来部所管で、一般質問でも取り上げられましたが、長野市では現在原則無料である「放課後子ども総合プラン」事業、いわゆる児童館、児童センター、児童プラザです。これを有料化に向けた議論が始まっております。一部の学校においてアンケートが実施されましたが、限られた予算、税の公平性という部分も理解出来るものの、私は、長野市らしい教育、留守家庭においても安心して子どもたちが放課後の時間を送ることができる環境を現状維持することで女性活躍(就業)を行政としても応援するという姿勢が大事で、賛否があるのはわかりますが、まさに子育て支援の拡充を考えれば有料化はやや逆行する施策ではないかと考えます。これから、アンケート結果をまずは待ちたいと思います。