令和6年度予算案が可決となりました
2024年03月21日
鈴木洋一 at 10:51 | 活動
去る3月19日、令和6年長野市議会3月定例会が議了となりました。今定例会に上程されたすべての議案について、原案通り可決となり、新年度に向け、準備が進められることとなります。
定例会最終日の午前に本会議が開かれ、各常任委員会委員長より、それぞれの委員会での審査の結果につき、報告がありました。
それらの報告を受け、同日午後、本会議が再開され、各議案についての質疑、討論及び採決が行われ、私は、議案第2号「令和6年度一般会計予算案」について、賛成の討論をしましたので、ご報告いたします。
改革ながの市民ネット 鈴木洋一でございます。
議案第2号「令和6年度一般会計予算案」に賛成の立場から討論を行います。
初めに、能登半島地震において、犠牲となられた方々に哀悼の意を表しますとともに、心からお悔やみ申し上げます。また、被災に合われ、今この瞬間も懸命に困難に立ち向かっておられる方々にお見舞いを、そして、被災地支援のため、現地でご尽力されているすべての皆様に感謝を申し上げます。
私たち改革ながの市民ネットは、3人の会派ですが、昨年11月、市長に「令和6年度に向けた予算編成・施策に対する要望書」をお渡したところ、今般、多数の項目にわたり、予算案に反映されておりました。改めて、敬意を表します。
市長は、本定例会初日の施政方針の中で、令和6年度予算案の基本方針として掲げた「長野市の強みを活かした未来への戦略的な投資」に基づき、「将来を担う子どもたちの成長に向けた取組、地域経済・農業振興、スポーツによるまちづくり、移住・定住の促進などに予算を重点配分した」と述べられましたが、「長野市の強みを活かした未来への戦略的な投資」という市長のメッセージに、賛同し、触発されました。
そこで、内容を具体的にみてみると、歳出面では、濃淡はあるものの、こども誰でも通園制度試行の3千160万2千円、福祉医療費対象拡大9.3億円、親元就農者支援1、920万円、使用済みおむつの自園処理推進1、029万8千円、川中島古戦場史跡公園周遊拠点整備500万円、地域人材育成プロジェクト1億1、265万円、売れる農業推進2、704万3千円、第2災害支援ターミナル整備1、048万4千円等であり、
歳入面では、国・県支出金が前年度12億円増の358.6億円、地方交付税交付金が前年度6.7億円増の222.7億円等の財源を確保しており、市民ニーズに大いに貢献するものと期待していますが、基本方針に関連して、2点申し上げます。
まず、1点目は、キーワードとなっている「未来への戦略的な投資」についてです。未来投資を私なりに解釈すると、「箱物ではなく、まちのあるべき姿」、つまり、「ビジョン」であると考えます。そうであるならば、その実現に向け最も大切なのは職員や市民との理念共有です。
すべての市職員が市長の基本理念・メッセージを共有し、将来を見据え、市内外から選ばれる都市となるために、前例にとらわれない柔軟な発想により、チャレンジする、気概を持つことです。
また、オールナガノで「投資」を行う、というのは、市民と一緒に作り上げるということを意味しているのであるから、これまで以上に多くの市民と対話の機会を作る必要があると考えます。
いずれにおいても大切なのは、コミュニケーションを深めることによる理念共有です。
2点目は「未来への投資に向けた3つの柱」についてです。
テーマ1の「子どもの夢を育てる」は、公教育に加え地域全体で、リーダーになるための人材育成に取り組み、世界を目指す若者を輩出する教育都市になること、
テーマ2、「スポーツによるまちづくり」では、オリンピック施設等を活用し、日本で一番、医療費のかからない健康増進都市となること、
テーマ3、「チャレンジできるまち」では、家族経営を含むすべての農業者が生き生きと働けるための直売所体制網の構築などにより、地産地消都市となること、
そしてテーマ4、「長野を発信」では、「長野市に行ってみたい、見てみたい、食べてみたい、学んでみたい」を目指し、地域産業と融和する観光都市となること。
といったような柔軟なアイデアで政策展開をされることを期待したいと思います。
令和6年度予算編成の基本方針「長野市の強みを活かした未来への戦略的な投資」は、3つの柱実現に向けた重要なメッセージです。
私たちは、この理念を共有しつつ、行政監視機能による問題点や課題の指摘、また、政策提案を行うことにより、「幸せ実感都市ながの」の実現に向けて、共に汗を流すことを表明し、私の賛成討論といたします。
以上です。ここにきて、日本銀行のマイナス金利政策の解除とイールドカーブ・コントロール撤廃というニュースがありました。マイナス金利政策について、これまで、期待されたような効果を上げられたのか等、様々な議論が重ねられてきました。いずれにしても、政府・日銀には適切な対応により、社会の安定に資する政策展開を期待したいと思います。
国の政策は地方自治体に大きな影響を与えますが、長野市は令和6年度の予算執行と施策の展開により、賛成討論で述べたように、「幸せ実感都市ながの」の実現に向け、取り組みを続けていかなければなりません。私も、一層邁進してまいります。
定例会最終日の午前に本会議が開かれ、各常任委員会委員長より、それぞれの委員会での審査の結果につき、報告がありました。
それらの報告を受け、同日午後、本会議が再開され、各議案についての質疑、討論及び採決が行われ、私は、議案第2号「令和6年度一般会計予算案」について、賛成の討論をしましたので、ご報告いたします。
改革ながの市民ネット 鈴木洋一でございます。
議案第2号「令和6年度一般会計予算案」に賛成の立場から討論を行います。
初めに、能登半島地震において、犠牲となられた方々に哀悼の意を表しますとともに、心からお悔やみ申し上げます。また、被災に合われ、今この瞬間も懸命に困難に立ち向かっておられる方々にお見舞いを、そして、被災地支援のため、現地でご尽力されているすべての皆様に感謝を申し上げます。
私たち改革ながの市民ネットは、3人の会派ですが、昨年11月、市長に「令和6年度に向けた予算編成・施策に対する要望書」をお渡したところ、今般、多数の項目にわたり、予算案に反映されておりました。改めて、敬意を表します。
市長は、本定例会初日の施政方針の中で、令和6年度予算案の基本方針として掲げた「長野市の強みを活かした未来への戦略的な投資」に基づき、「将来を担う子どもたちの成長に向けた取組、地域経済・農業振興、スポーツによるまちづくり、移住・定住の促進などに予算を重点配分した」と述べられましたが、「長野市の強みを活かした未来への戦略的な投資」という市長のメッセージに、賛同し、触発されました。
そこで、内容を具体的にみてみると、歳出面では、濃淡はあるものの、こども誰でも通園制度試行の3千160万2千円、福祉医療費対象拡大9.3億円、親元就農者支援1、920万円、使用済みおむつの自園処理推進1、029万8千円、川中島古戦場史跡公園周遊拠点整備500万円、地域人材育成プロジェクト1億1、265万円、売れる農業推進2、704万3千円、第2災害支援ターミナル整備1、048万4千円等であり、
歳入面では、国・県支出金が前年度12億円増の358.6億円、地方交付税交付金が前年度6.7億円増の222.7億円等の財源を確保しており、市民ニーズに大いに貢献するものと期待していますが、基本方針に関連して、2点申し上げます。
まず、1点目は、キーワードとなっている「未来への戦略的な投資」についてです。未来投資を私なりに解釈すると、「箱物ではなく、まちのあるべき姿」、つまり、「ビジョン」であると考えます。そうであるならば、その実現に向け最も大切なのは職員や市民との理念共有です。
すべての市職員が市長の基本理念・メッセージを共有し、将来を見据え、市内外から選ばれる都市となるために、前例にとらわれない柔軟な発想により、チャレンジする、気概を持つことです。
また、オールナガノで「投資」を行う、というのは、市民と一緒に作り上げるということを意味しているのであるから、これまで以上に多くの市民と対話の機会を作る必要があると考えます。
いずれにおいても大切なのは、コミュニケーションを深めることによる理念共有です。
2点目は「未来への投資に向けた3つの柱」についてです。
テーマ1の「子どもの夢を育てる」は、公教育に加え地域全体で、リーダーになるための人材育成に取り組み、世界を目指す若者を輩出する教育都市になること、
テーマ2、「スポーツによるまちづくり」では、オリンピック施設等を活用し、日本で一番、医療費のかからない健康増進都市となること、
テーマ3、「チャレンジできるまち」では、家族経営を含むすべての農業者が生き生きと働けるための直売所体制網の構築などにより、地産地消都市となること、
そしてテーマ4、「長野を発信」では、「長野市に行ってみたい、見てみたい、食べてみたい、学んでみたい」を目指し、地域産業と融和する観光都市となること。
といったような柔軟なアイデアで政策展開をされることを期待したいと思います。
令和6年度予算編成の基本方針「長野市の強みを活かした未来への戦略的な投資」は、3つの柱実現に向けた重要なメッセージです。
私たちは、この理念を共有しつつ、行政監視機能による問題点や課題の指摘、また、政策提案を行うことにより、「幸せ実感都市ながの」の実現に向けて、共に汗を流すことを表明し、私の賛成討論といたします。
以上です。ここにきて、日本銀行のマイナス金利政策の解除とイールドカーブ・コントロール撤廃というニュースがありました。マイナス金利政策について、これまで、期待されたような効果を上げられたのか等、様々な議論が重ねられてきました。いずれにしても、政府・日銀には適切な対応により、社会の安定に資する政策展開を期待したいと思います。
国の政策は地方自治体に大きな影響を与えますが、長野市は令和6年度の予算執行と施策の展開により、賛成討論で述べたように、「幸せ実感都市ながの」の実現に向け、取り組みを続けていかなければなりません。私も、一層邁進してまいります。