長野市議会6月定例会開会
2020年06月04日
鈴木洋一 at 22:44 | 活動
長野市議会6月定例会が本日開会し、一般会計補正予算含む議案13件、承認5件、報告16件が上程されました。
今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ9億7,126万5千円が追加され、その財源は国庫支出金1億7,474万9千円、県支出金4億2,3357万4千円、財政調整基金からの繰入金4億5,201万2千円、市債850万円が充当されます。
補正予算の他の主な議案では条例改正があります。その中の長野市市税条例については、新型コロナウイルス感染症等の影響から厳しい経営環境にある中小企業者の納税負担を軽減するため、資本金1億円以下の法人を対象に法人市民税均等割の税率を2年間に限り引下げる、内容のコロナ対策のための条例の一部改正があります。
これから各常任委員会での議論が行われますが、私が属する福祉環境委員会においても付託された議案がありますので、しっかり審議してまいります。
本日冒頭、市長、副市長から議案説明等がありましたの、一部ご紹介します。
長野市は県の要請と協調し、市民に対し外出自粛やイベント自粛等を呼び掛けた。
5月14日に長野県を含む39県について緊急事態宣言が解除され、長野市は感染症の第一の山は、大規模な感染拡大を招くことなく越えられた。
市民の外出自粛要請とそれに伴う経済活動の大幅な停滞により、広範囲にわたる計り知れない大きな影響を及ぼしている。6月定例会は、5月臨時会での補正予算に基づく事業を早急に進めるとともに、第2弾の補正予算を提出した。
<新型コロナ、長野市としての主な対策>
・PCR検査センター2か所の設置と保健所を通さず、かかりつけ医やクリニック等の医師が検査を必要と判断した方についてはすべて検査を実施している。
・医療体制の整備は、県全体で重症患者用病床33、中等症・軽症患者用病床217、そのうち長野市を含む長野医療圏は39床が確保されている。(県全体で更に50床の受け入れを増やすことが可能としているが、長野医療圏の39床は少なすぎるのではと考える。)
・特別定額給付金は、申請書を5月末までにすべての世帯に発送した(我が家には6/3に到着)6月5日までの給付見込みは1万8,412世帯(4万1,918人)、全体の約11.3%となっている。
・子育て世帯への臨時特別給付金について、令和2年3月分(今年3月に中学を卒業した生徒も当てはまる)、4月分の児童手当受給世帯に対し、6月中頃給付に向け準備中。
・学校給食は、感染拡大防止の観点から個別に封装した簡易な給食を提供することから始め、徐々に品数を増やすなどし、工夫した給食を提供していく。
<令和元年度決算見込み>
・市税では、個人市民税は前年度を上回ったが、法人市民税は減収。固定資産税及び都市計画税は、台風19号災害等の影響があるものの、家屋の新増築の増加により概ね前年度並みとなり、市税全体では前年度を若干上回る586億円を見通している。
国・県支出金は災害復旧・復興事業に係るものや幼児教育・保育無償化などに伴い78億円の増加、地方交付税は28億円増加。
・災害関連事業の財源の一部について、不足する一般財源を補うために財政調整基金29億円を切り崩し、市債175億円発行する。この結果、実質収支はこれまで20億円前後で推移してきたが、収支が拮抗し2億円程度まで縮小する。
<令和元年東日本台風災害からの復旧・復興>
・千曲川堤防決壊、越水が発生した箇所の復旧はすべて完了した。長沼及び篠ノ井地区の箇所は※(1)改良復旧工事により堤防強化が図られた。また、堤防のかさ上げにつながる堤防道路の※(2)県道化を進める等、国、県と連携し安全安心の向上に努めていく。(個人質問で若干、この部分について取り上げる予定です)
※夕方、担当課に確認したところ、※(1)長沼と篠ノ井の改良復旧の工法は異なっている。※(2)村山橋から下流の左岸、小布施橋付近までを検討している。
・災害防止するための河道掘削、堤防強化整備、狭窄部の掘削、遊水池設置等は信濃川水系緊急治水対策プロジェクトに基づき進めていく。(この部分も個人質問で取り上げたいと考えております)
<善光寺御開帳延期>
・台風第19号災害、新型コロナウイルス感染症拡大による市内経済の本格的回復の機会と捉えていただけに延期は残念。今後、善光寺の決定を尊重し、来年の御開帳に向け計画していた事業の再構築を図り、賑わいを創出するためのイベント実施を検討するなど、再来年の御開帳に繋げたい。
以上、概略ですが、一部上述しましたが、今定例会において、昨年の台風被害を踏まえ、信濃川水系、特に今回は千曲川の堤防整備等を中心に質問する予定です。質問要旨について現在、最終段階でまとめておりますが、安全安心に繋げるべく、議論していきます。
今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ9億7,126万5千円が追加され、その財源は国庫支出金1億7,474万9千円、県支出金4億2,3357万4千円、財政調整基金からの繰入金4億5,201万2千円、市債850万円が充当されます。
補正予算の他の主な議案では条例改正があります。その中の長野市市税条例については、新型コロナウイルス感染症等の影響から厳しい経営環境にある中小企業者の納税負担を軽減するため、資本金1億円以下の法人を対象に法人市民税均等割の税率を2年間に限り引下げる、内容のコロナ対策のための条例の一部改正があります。
これから各常任委員会での議論が行われますが、私が属する福祉環境委員会においても付託された議案がありますので、しっかり審議してまいります。
本日冒頭、市長、副市長から議案説明等がありましたの、一部ご紹介します。
長野市は県の要請と協調し、市民に対し外出自粛やイベント自粛等を呼び掛けた。
5月14日に長野県を含む39県について緊急事態宣言が解除され、長野市は感染症の第一の山は、大規模な感染拡大を招くことなく越えられた。
市民の外出自粛要請とそれに伴う経済活動の大幅な停滞により、広範囲にわたる計り知れない大きな影響を及ぼしている。6月定例会は、5月臨時会での補正予算に基づく事業を早急に進めるとともに、第2弾の補正予算を提出した。
<新型コロナ、長野市としての主な対策>
・PCR検査センター2か所の設置と保健所を通さず、かかりつけ医やクリニック等の医師が検査を必要と判断した方についてはすべて検査を実施している。
・医療体制の整備は、県全体で重症患者用病床33、中等症・軽症患者用病床217、そのうち長野市を含む長野医療圏は39床が確保されている。(県全体で更に50床の受け入れを増やすことが可能としているが、長野医療圏の39床は少なすぎるのではと考える。)
・特別定額給付金は、申請書を5月末までにすべての世帯に発送した(我が家には6/3に到着)6月5日までの給付見込みは1万8,412世帯(4万1,918人)、全体の約11.3%となっている。
・子育て世帯への臨時特別給付金について、令和2年3月分(今年3月に中学を卒業した生徒も当てはまる)、4月分の児童手当受給世帯に対し、6月中頃給付に向け準備中。
・学校給食は、感染拡大防止の観点から個別に封装した簡易な給食を提供することから始め、徐々に品数を増やすなどし、工夫した給食を提供していく。
<令和元年度決算見込み>
・市税では、個人市民税は前年度を上回ったが、法人市民税は減収。固定資産税及び都市計画税は、台風19号災害等の影響があるものの、家屋の新増築の増加により概ね前年度並みとなり、市税全体では前年度を若干上回る586億円を見通している。
国・県支出金は災害復旧・復興事業に係るものや幼児教育・保育無償化などに伴い78億円の増加、地方交付税は28億円増加。
・災害関連事業の財源の一部について、不足する一般財源を補うために財政調整基金29億円を切り崩し、市債175億円発行する。この結果、実質収支はこれまで20億円前後で推移してきたが、収支が拮抗し2億円程度まで縮小する。
<令和元年東日本台風災害からの復旧・復興>
・千曲川堤防決壊、越水が発生した箇所の復旧はすべて完了した。長沼及び篠ノ井地区の箇所は※(1)改良復旧工事により堤防強化が図られた。また、堤防のかさ上げにつながる堤防道路の※(2)県道化を進める等、国、県と連携し安全安心の向上に努めていく。(個人質問で若干、この部分について取り上げる予定です)
※夕方、担当課に確認したところ、※(1)長沼と篠ノ井の改良復旧の工法は異なっている。※(2)村山橋から下流の左岸、小布施橋付近までを検討している。
・災害防止するための河道掘削、堤防強化整備、狭窄部の掘削、遊水池設置等は信濃川水系緊急治水対策プロジェクトに基づき進めていく。(この部分も個人質問で取り上げたいと考えております)
<善光寺御開帳延期>
・台風第19号災害、新型コロナウイルス感染症拡大による市内経済の本格的回復の機会と捉えていただけに延期は残念。今後、善光寺の決定を尊重し、来年の御開帳に向け計画していた事業の再構築を図り、賑わいを創出するためのイベント実施を検討するなど、再来年の御開帳に繋げたい。
以上、概略ですが、一部上述しましたが、今定例会において、昨年の台風被害を踏まえ、信濃川水系、特に今回は千曲川の堤防整備等を中心に質問する予定です。質問要旨について現在、最終段階でまとめておりますが、安全安心に繋げるべく、議論していきます。