長野の市立小中への冷房設置にむけ前進
2018年11月19日
鈴木洋一 at 22:31 | 活動
本日(11/19)、政策説明会が開催され長野市理事者側よりこれから取り組む事業等について説明を受けました。
今回、ご報告したき案件は、既に新聞等でも報道され、まさに国を挙げて対策を練っている、近年の夏の暑さを考慮した学校教室へのエアコン設置についてであります。
長野市では、現在54の小学校と24の中学校について、長野市が進める「長野市立小中学校クール化プロジェクト」に基づき2021年度までに整備(エアコン設置)することを目指しております。今月2日に私たちの会派では、市長に対し1年でも1日でも早い設置に向けた取り組みを要望させていただいたところです。本日、より具体的なこれからの整備計画が示され、説明を受けた次第です。
まず、2021年度までということですが、今夏、各学校の温度調査を行ったことで、学校毎の温度差、冷房機器の有効性や整備手法、冷房機の種類の違いによる特徴が明らかとなり、整備順位(時期)、機器性能、最速の整備手法について方向性が固まった、とのことでありました。
結果、来週11月29日から始まる「長野市議会12月定例会」にて平成30年度補正予算を組むことにより、早いところでは、来年の夏までに普通教室へのエアコン設置が着手される計画となります。
着工に当たっては、①まず、60校分の補正を行う(12月定例会にて)、②小学校から進める、③標高の高い学校や小規模校については既に冷房機器整備済みの教室の活用など運用面にて工夫しながら2019年(来年度)の状況を考慮しながら、整備対応の検討を行っていく、という3つの前提を踏まえて、次の4つの括りで整備が進められることとなる予定です。
①平均気温が高く、児童数の多い小学校は、2019年夏前に整備する。➡小学校30校
②暑さからの緊急避難先の確保が難しい小学校は、1年生教室について2019年夏前までに整備する。➡7小学校7校
③上の②の小学校(2年生以上の教室)や平均気温が高く生徒数の多い中学校は2019年度中に整備する。➡小中あわせて17校
④2019年の状況を考慮し、2019年度中の対応を含め検討する。➡小中あわせて23校
という計画です。
また、児童センター、子どもプラザについてもクール化の事業として冷房の追加整備が進められます。2019年夏前に冷房設置が進められるのが児童センター26施設、子どもプラザは23施設で、2019年度末までの対応が検討されているの子どもプラザが9施設となります。
小中学校については、全ての必要な教室へ同時に整備完了することが教育環境の向上に繋がることから望ましいわけですが、現実の問題として、小中あわせた78校すべてに設置に必要となる予算総額は28億円弱となります。
決して楽ではない財政状況を鑑みれば、早い遅いは受け止めざるを得ないのかもしれません。ただ、学校間による教育環境の違いが生じないよう、私たちも現場の声を真摯に受け止めながら整備の進捗を確認していかなければならないと思います。
今回、ご報告したき案件は、既に新聞等でも報道され、まさに国を挙げて対策を練っている、近年の夏の暑さを考慮した学校教室へのエアコン設置についてであります。
長野市では、現在54の小学校と24の中学校について、長野市が進める「長野市立小中学校クール化プロジェクト」に基づき2021年度までに整備(エアコン設置)することを目指しております。今月2日に私たちの会派では、市長に対し1年でも1日でも早い設置に向けた取り組みを要望させていただいたところです。本日、より具体的なこれからの整備計画が示され、説明を受けた次第です。
まず、2021年度までということですが、今夏、各学校の温度調査を行ったことで、学校毎の温度差、冷房機器の有効性や整備手法、冷房機の種類の違いによる特徴が明らかとなり、整備順位(時期)、機器性能、最速の整備手法について方向性が固まった、とのことでありました。
結果、来週11月29日から始まる「長野市議会12月定例会」にて平成30年度補正予算を組むことにより、早いところでは、来年の夏までに普通教室へのエアコン設置が着手される計画となります。
着工に当たっては、①まず、60校分の補正を行う(12月定例会にて)、②小学校から進める、③標高の高い学校や小規模校については既に冷房機器整備済みの教室の活用など運用面にて工夫しながら2019年(来年度)の状況を考慮しながら、整備対応の検討を行っていく、という3つの前提を踏まえて、次の4つの括りで整備が進められることとなる予定です。
①平均気温が高く、児童数の多い小学校は、2019年夏前に整備する。➡小学校30校
②暑さからの緊急避難先の確保が難しい小学校は、1年生教室について2019年夏前までに整備する。➡7小学校7校
③上の②の小学校(2年生以上の教室)や平均気温が高く生徒数の多い中学校は2019年度中に整備する。➡小中あわせて17校
④2019年の状況を考慮し、2019年度中の対応を含め検討する。➡小中あわせて23校
という計画です。
また、児童センター、子どもプラザについてもクール化の事業として冷房の追加整備が進められます。2019年夏前に冷房設置が進められるのが児童センター26施設、子どもプラザは23施設で、2019年度末までの対応が検討されているの子どもプラザが9施設となります。
小中学校については、全ての必要な教室へ同時に整備完了することが教育環境の向上に繋がることから望ましいわけですが、現実の問題として、小中あわせた78校すべてに設置に必要となる予算総額は28億円弱となります。
決して楽ではない財政状況を鑑みれば、早い遅いは受け止めざるを得ないのかもしれません。ただ、学校間による教育環境の違いが生じないよう、私たちも現場の声を真摯に受け止めながら整備の進捗を確認していかなければならないと思います。