中央大学の山田先生を訪問

鈴木洋一

2016年08月03日 07:21

 二日目の三重県鳥羽市での政策研究集会を途中で退席させていただき、近鉄特急、東海道新幹線にて上京。以前より予定していた、水防対策について、後楽園にある中央大学理工学部を訪問。
 土木工学 , 防災工学、水工水理学 , 流体力学、水文学 , 気象学を研究されている、理工学部都市環境学科、大学院都市環境学の教授である山田正先生とお話しをさせていただきました。


 鬼怒川の堤防決壊による常総市での大きな被害があり、また、IPCCの報告書からも集中豪雨発生リスクなど、長野市においても洪水リスクについてはこれまで以上に対策を練っていかなければ、と考えております。昨日も各地でゲリラ雷雨が猛威を振るったり、私も市議会一般質問で取り上げさせていただいております。そんな中で今回は専門家である山田先生から直接お話しが聞くことが出来ました。なかなか専門用語、学問的なことであり難しい部分も多く、短時間では中々すべてを把握することはできませんでしたが貴重な資料やデータをいただき、長野市議会9月議会に生かしていきたいと思います。
 久しぶりに大学という場所への訪問でしたが、理系キャンパスということもあるかと思いますが、学生さんが非常にまじめに勉強されておる雰囲気が伝わってまいりました。研究室のある階でエレベータを降りると、その前で学生さんが待っていてくださったり、山田先生の研究室に入るや否や学生さんに「こちらでお待ちください」、コーヒーを頂いたりと、恐らく山田先生の指導で、いつ社会に出ても常識をもち、いわゆる人材教育をもしっかりされているのだなあ、と感じた次第です。自分自身の大学生時代とは大きな違いです。こうした若いしっかりした学生さんはまさに私たちがしっかりバトンを渡していく世代です。若い世代に頑張っていただくことは大事なことですが、その前に我々の世代がしっかり、そして、頑張っていかなければならないと、学生さんたちに教わった気分でした。

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