セクマイ相談・学習会
2019年05月17日
鈴木洋一 at 06:39 | 活動
行政視察2日目は、兵庫県川西市の取り組みで性的少数者の相談事業「セクマイ相談・学習会」について。
<概要>
数ある人権課題の中で、最も取り組みが遅れていると言われているのが、セクシャルマイノリティー、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)に関する事ですが、川西市では平成21年9月から毎月1回、相談・学習会を開き、先進的な取り組みをしている。
川西市がセクシャルマイノリティー問題に取り組んだ経緯は、平成15年7月に市の広報誌に性同一性障害のAさんの父が手記を載せたことから始まり、その後も、レズビアンを自認するBさんからのセクシャルマイノリティー問題を積極的に取り上げるべき、といった行動が大きなきっかけとなった。
平成21年9月から川西市総合センターで「セクマイ相談・学習会」を開催することとなり、現在も、上述のBさんが相談員として活動されており、市が行う様々な研修会、学習会、広報活動でもセクシャルマイノリティー問題を取り上げている。学校等に向けた教職員、また、市民への研修会、学習会も始まっている。
平成22年以降、昨年度までで8年7ヶ月、100回の「セクマイ相談・学習会」が開催された。最初の1年間は当事者の参加はなく、参加者もいない時があったが、継続することで、当事者に寄り添った「居場所」が有る、ことを発信し続けた。
そうした成果が少しづつ出てきており、平成28年度以降は、当事者の参加が増えてきている。
<所感>
Bさんによると、まだまだ理解が進んでいるとは言えない。大事なのは継続をしながら、いかに当事者に寄り添った活動が出来るか。
小中学校での教育において、教員の意識のハードルを下げることが出来るか。教員は難しく考えすぎで、わからなくても一緒に学びながら理解を深めていくことが大切ではないか、ということであった。
長野市では、昨年9月の市議会定例会でLGBTの請願全会一致で賛成し、同月に市民アンケートを実施したところで、人権課題の一つとしてやっと市として取り組みが始まったところ。多様性を認め合い、人権が尊重される都市とすべく市民一人一人の理解が進み、深まるように、更なる取り組みを進めなければならない。
<概要>
数ある人権課題の中で、最も取り組みが遅れていると言われているのが、セクシャルマイノリティー、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)に関する事ですが、川西市では平成21年9月から毎月1回、相談・学習会を開き、先進的な取り組みをしている。
川西市がセクシャルマイノリティー問題に取り組んだ経緯は、平成15年7月に市の広報誌に性同一性障害のAさんの父が手記を載せたことから始まり、その後も、レズビアンを自認するBさんからのセクシャルマイノリティー問題を積極的に取り上げるべき、といった行動が大きなきっかけとなった。
平成21年9月から川西市総合センターで「セクマイ相談・学習会」を開催することとなり、現在も、上述のBさんが相談員として活動されており、市が行う様々な研修会、学習会、広報活動でもセクシャルマイノリティー問題を取り上げている。学校等に向けた教職員、また、市民への研修会、学習会も始まっている。
平成22年以降、昨年度までで8年7ヶ月、100回の「セクマイ相談・学習会」が開催された。最初の1年間は当事者の参加はなく、参加者もいない時があったが、継続することで、当事者に寄り添った「居場所」が有る、ことを発信し続けた。
そうした成果が少しづつ出てきており、平成28年度以降は、当事者の参加が増えてきている。
<所感>
Bさんによると、まだまだ理解が進んでいるとは言えない。大事なのは継続をしながら、いかに当事者に寄り添った活動が出来るか。
小中学校での教育において、教員の意識のハードルを下げることが出来るか。教員は難しく考えすぎで、わからなくても一緒に学びながら理解を深めていくことが大切ではないか、ということであった。
長野市では、昨年9月の市議会定例会でLGBTの請願全会一致で賛成し、同月に市民アンケートを実施したところで、人権課題の一つとしてやっと市として取り組みが始まったところ。多様性を認め合い、人権が尊重される都市とすべく市民一人一人の理解が進み、深まるように、更なる取り組みを進めなければならない。
3月定例会一般質問
令和6年長野市議会3月定例会開会
市議会議会運営委員会による行政視察報告
水道事業広域化調査研究特別委員会行政視察の報告
年末のごあいさつ
長野市議会12月定例会、一般質問で登壇しました
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