子育てのしやすい環境づくり
2018年12月03日
鈴木洋一 at 19:48 | 活動
12月に入りました、師走、何かと慌ただしいそんな時期となっております。
土日は行事、会合等が重なり、私も慌ただしく師走最初の週末を送りました。
12/1の午前中、地元保育園で毎年恒例の演劇発表会に参加させていただきました。今年のテーマは「お話の国へでかけよう!」ということで私もたくさんのお話の国に連れていっていただきました。
この保育園は、私の2人の子どもも通った思い出多い保育園であり、当時からこの発表会を私自身1年の締めくくりの行事の一つとして楽しみにしておりました。この日は年長さんによる和太鼓「信濃の国」の演奏で幕が開き、みんな元気はつらつ、しっかりした素晴らしい発表を見せていただき、園児たちの一生懸命な姿に大きな感動をいただき、これも毎年でありますが、当時を思い出しながら感動し、目頭を熱くしながら鑑賞させていただきました。
冒頭、保育園副園長先生から、同園にて、「いよいよ来年から園児の弟妹が一緒に通えないケースが出そうである」、との話しがありました。少子化と言われておりますが、ここ数年の郊外における都市化によりいくつかの保育園に園児が集中してしまうといった傾向が強まっているのではないでしょうか。兄弟姉妹で別々の保育園に通う、というケースは既に実存するということで、10月の市議会決算特別委員会の場でも質問させていただいところです。しかしながら、解消に向けた具体的かつ明確な施策が今のところ見えてきていないのが現実です。子育てしやすい環境を作ることが少子化対策を行う上で最も重要なことであり、保護者の負担増につながる課題については解消策を探っていかなければなりません。
11月29日付けの信濃毎日新聞で、長野市の待機児童の可能性の高まりと、3歳児未満の保育需要の増加について記事が掲載されておりました。
以下、新聞記事より一部抜粋します。
長野市が12月〜来年2月分の保育施設への入園希望を募ったところ、入園希望の3歳未満児83人のうち4割超の37人は希望の施設に空きがなく、一部は希望しても入園できない「待機児童」となる可能性が高まっている。待機児童が確認されれば松本市、安曇野市に次ぎ県内3市目となる。保育需要の高まりに対応が追い付いていない状況が県内でも都市部を中心に拡大している。
長野市は、来年2月までの入園希望の受け付けを行い、3歳未満児83人のうち66人は、保育士をより手厚く配置する必要のある0歳児。市はひとり親や保護者の病気などの事情を個々に聞き取り「より優先度の高い人が保育園を利用できるよう、必要な調整をしている」と説明。
入園希望は、本年度から保育・幼稚園課が毎月取りまとめて調整しているが、入園先の調整が必要になる人は通常10人に満たない。2019年度への対応も本格化するため、市は今回、3カ月分をまとめて募ったこともあるが、調整の必要な人数が通常の月よりかなり多い状況となった。
長野市ではこれまで、待機児童は確認されていない。市によると、市内の認可保育施設と認定こども園に通う4月時点の3〜5歳児は、10年前より646人少ない5509人。一方、3歳未満児は810人増の2730人で、10月時点ではさらに増えて3136人となった。
ということでありますが、現状、3歳児未満の入園は増加傾向にある一方で、保育士不足から受け入れられない施設も複数ある、とのことで、保育士確保策について明確な打開策が見えてこない状況です。更に、11月28日の信濃毎日新聞では、就学前の子がいる家庭の母親の就業率が68%にのぼっており、5年前に比べ、12ポイント増加している、とのことです。
こうした現状を踏まえるとともに、更に、女性の就業率が高まるとすれば、3未満の子どもの入園希望は更に高まることが予想されますし、兄弟姉妹で別々の園に通わざるを得ない状況が更に増えてくるかもしれません。子育て支援=環境整備、時代の変化に対応できる体制の構築が喫緊の課題であると改めて認識した次第です。
土日は行事、会合等が重なり、私も慌ただしく師走最初の週末を送りました。
12/1の午前中、地元保育園で毎年恒例の演劇発表会に参加させていただきました。今年のテーマは「お話の国へでかけよう!」ということで私もたくさんのお話の国に連れていっていただきました。
この保育園は、私の2人の子どもも通った思い出多い保育園であり、当時からこの発表会を私自身1年の締めくくりの行事の一つとして楽しみにしておりました。この日は年長さんによる和太鼓「信濃の国」の演奏で幕が開き、みんな元気はつらつ、しっかりした素晴らしい発表を見せていただき、園児たちの一生懸命な姿に大きな感動をいただき、これも毎年でありますが、当時を思い出しながら感動し、目頭を熱くしながら鑑賞させていただきました。
冒頭、保育園副園長先生から、同園にて、「いよいよ来年から園児の弟妹が一緒に通えないケースが出そうである」、との話しがありました。少子化と言われておりますが、ここ数年の郊外における都市化によりいくつかの保育園に園児が集中してしまうといった傾向が強まっているのではないでしょうか。兄弟姉妹で別々の保育園に通う、というケースは既に実存するということで、10月の市議会決算特別委員会の場でも質問させていただいところです。しかしながら、解消に向けた具体的かつ明確な施策が今のところ見えてきていないのが現実です。子育てしやすい環境を作ることが少子化対策を行う上で最も重要なことであり、保護者の負担増につながる課題については解消策を探っていかなければなりません。
11月29日付けの信濃毎日新聞で、長野市の待機児童の可能性の高まりと、3歳児未満の保育需要の増加について記事が掲載されておりました。
以下、新聞記事より一部抜粋します。
長野市が12月〜来年2月分の保育施設への入園希望を募ったところ、入園希望の3歳未満児83人のうち4割超の37人は希望の施設に空きがなく、一部は希望しても入園できない「待機児童」となる可能性が高まっている。待機児童が確認されれば松本市、安曇野市に次ぎ県内3市目となる。保育需要の高まりに対応が追い付いていない状況が県内でも都市部を中心に拡大している。
長野市は、来年2月までの入園希望の受け付けを行い、3歳未満児83人のうち66人は、保育士をより手厚く配置する必要のある0歳児。市はひとり親や保護者の病気などの事情を個々に聞き取り「より優先度の高い人が保育園を利用できるよう、必要な調整をしている」と説明。
入園希望は、本年度から保育・幼稚園課が毎月取りまとめて調整しているが、入園先の調整が必要になる人は通常10人に満たない。2019年度への対応も本格化するため、市は今回、3カ月分をまとめて募ったこともあるが、調整の必要な人数が通常の月よりかなり多い状況となった。
長野市ではこれまで、待機児童は確認されていない。市によると、市内の認可保育施設と認定こども園に通う4月時点の3〜5歳児は、10年前より646人少ない5509人。一方、3歳未満児は810人増の2730人で、10月時点ではさらに増えて3136人となった。
ということでありますが、現状、3歳児未満の入園は増加傾向にある一方で、保育士不足から受け入れられない施設も複数ある、とのことで、保育士確保策について明確な打開策が見えてこない状況です。更に、11月28日の信濃毎日新聞では、就学前の子がいる家庭の母親の就業率が68%にのぼっており、5年前に比べ、12ポイント増加している、とのことです。
こうした現状を踏まえるとともに、更に、女性の就業率が高まるとすれば、3未満の子どもの入園希望は更に高まることが予想されますし、兄弟姉妹で別々の園に通わざるを得ない状況が更に増えてくるかもしれません。子育て支援=環境整備、時代の変化に対応できる体制の構築が喫緊の課題であると改めて認識した次第です。
長野市社会体育館の有料化について
令和6年度予算案が可決となりました
3月定例会一般質問
令和6年長野市議会3月定例会開会
市議会議会運営委員会による行政視察報告
水道事業広域化調査研究特別委員会行政視察の報告
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